スライスサーブ、スピンサーブ、ツイストサーブのやり方
2018/04/05
スピンサーブ:トップスピンを掛けた回転、高く弾む。
スライスサーブ:横スピン、スネークみたいに曲がる。遅いがフォルトしにくい。
キックサーブ:シュート回転、イレギュラーな弾み方をする。
目次
一般的なサービスの組み合わせ
フラットサーブとフラットサーブは、フォームが同じで、トスの位置を変えるだけなのでやりやすいです。
ファースト:フラットサーブ(イン率50%)
セカンド:スライスサーブ(イン率80%)
が多い気がしました。
スライスサーブの音:カシュ
スピン系サーブのやりかた
やり方は我流でいいので、「こするイメージ」のように回転をかけると感覚を掴みやすいです。スライスサーブ、スピンサーブ
打ち分けは、トスの位置、手首とラケットの角度で決まります。
そのため、スピン系のサーブでは、トスはとても重要になります。
※重心でヘッドの速度が変わるため、ラケットを変えるとスピンが変わりやすいです。
バボラのピュア アエロだと、フラットサーブなのに、キックサーブになることもしばしば。
右:こすって回転をかける
キックサーブのやり方
フラットサービスのようなフォームで、インパクト時に手首を反す。
・右手で素早く水をすくうように捻る
・時計を内側につけて、今何時と捻る
サーブ打ち分けの覚え方
スピンにとりつかれると...
スピンサーブはやりすぎくらいが楽しめる! ガット:オージー・シープ スピン
人外スピンサーブ
異常なトップスピンで、アウトしたと思ったら、ちゃんとサービスラインになぜか落ちる。
そして高く弾むので、相手をベースラインに下げさせる。
人外スライスサーブ
ブーメランスネーク並みに曲がるので、相手はバックハンドで構えたのに、フォアハンドに構え直させる。
(むりやりバックハンドでリターンして来たら、守備範囲が崩れるのでそこと突ける)
人外フラットサーブ
なぜか自然に、キックサーブになる。
相手からは結構厄介
フォアサイド センター寄り
フォアサイド サイド寄り
バックサイド センター寄り
ダブルスの戦略
サービスの陣形
スライスサーブは遅いので、相手の嫌な位置に打ち込みます。
モットーは野球でいうところの「打たせてとる」くらいでいいです。
レシーバのリターン
右図
①フォアサイドのスライスサーブは、レシーバーをコート外に追い出すように曲げます。
②ボレーヤーが牽制するので、赤いラインの軌道で返ってきます。
③そしたら、手薄な箇所に打ち込みます。
左図
①レシーバーの意識がサイド側に寄るので、センターにフラットサーブなどを打ち込みます。
②ボレーヤーが牽制するので、赤いラインの軌道で返ってきます。
③そしたら、手薄な箇所に打ち込みます。
バックサイドの陣形は、Iフォーメション(オーストラリアン・フォーメション)がやりやすいです。
通常の陣形だと、スライスサーブを打つと味方に当たってしまいます。
センターからスライスサーブを打つことで、相手のボレーヤーの後ろに回り込ませます。
これでもかと、陣形を崩してやりましょう!
また、ファーストサービス、セカンドサービスも「スライスサーブ(成功率80%)」という作戦でプレッシャーかけることもできます。
1回だけめちゃくちゃ曲がるスライスサーブを、フォルトでも打っておくと、心理戦に持ち込めます。
まとめ
・トスの位置で、ある程度スピンを使い分けられる
・こする=面を意識する
・つぶす=点で捉える
・スピン系ガットを使うと、たのしー
デメリット
・回転を掛けることで、速度が遅くなる
・疲労がたまる
メリット
・フォルトしにくい
・警戒する範囲が広くさせる
・動かせることで、疲れさせる
・スイートスポットを外させる
・曲がるのでテイクバックを遅らせる